蛍光色素を使った研究用試薬を販売する五稜化薬(札幌)は、がん細胞に触れると光る試薬を開発し、乳がん手術での臨床試験を始めた。医療現場で効果を見極め、早ければ来年度中にも実用化の承認を申請する。手術中に簡易な手法でがんの有無を把握できれば、がんの取り残しを防ぎ再発を減らすとともに、より多くの部位を温存できる。研究用技術の転用で、がん手術の質を高める。歯科技工用

 五稜化薬が臨床試験を始めたのは、スプレーすると、がん細胞が出す物質に反応して光る医療用の蛍光試薬。無色透明の液体だが、がん細胞に触れると数分でがんの部分が明るく光って見える。乳がん手術では、切除した検体の切断面にがん細胞があるかどうかをその場で視覚的に判断しやすくなる。切断面にがん細胞があれば、体内に残っている可能性が分かるため、取り残しの防止につながる。ホワイトニング

 臨床試験は昨年から、福岡市の福岡県済生会福岡総合病院で始めた。臨床データを2年ほど集めてから、医療現場で利用するために必要な国の承認を受ける申請をする。保険適用の手続きなどにも時間がかかるため、医療現場での実用化は数年後になる見込みだ。

 また、人体から切り離した検体だけでなく、人体の中で直接使うための臨床実験も今後、実施する考えだ。具体的には食道がん患者の体内で患部にスプレーし、がんを光らせて患部を可視化してから、内視鏡で切除する手法を想定する。

http://athena.kyo2.jp/e529021.html
2018/05/23(水) 18:09 UNARRANGEMENT PERMALINK COM(0)

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